常任指揮者  本多 令子



相愛大学音楽学部ヴァイオリン専攻卒業後
ジュネーヴコンセルヴァトワールのマスター
クラスとキジアーナ音楽院で学ぶ。

その後、20年間にわたるカナダ各地での
公開レッスン講師や、アメリカの音楽院でも、
長年ヴァイオリン教育に携わり、多くの演奏家を
育てている。
また演奏家のプロコーチとして
内外多くの演奏家と関わりを持っている。

その他に客演指揮、コンサートのプロデュース
各地のコンクール審査員、CDのディレクター
編曲や作詩など、活動は多岐にわたっている。

合唱団紗羅の指揮者は、1985年より引き受けて
現在に至り、阪神大震災チャリティコンサート
実行委員長としても、息長い支援活動を続けている。

               多忙という言葉は、この人のためにあるのではないか
               と言うくらい凄絶な毎日を送っている。
               上記の プロフィールでもわかる通り、まさに八面六臂の
                活躍である。一日24時間、凝縮された時間を
               フルに稼動し、膨大な仕事量をこなしている。
               しかも「妥協・中途半端・簡単」を嫌い
               常に真摯に音楽と向き合って、繊細かつ大胆な音楽作りをしていく。
        
                『器楽に通ずる声楽の世界を創る』ため、紗羅と
                向き合う際の妥協はない。
                団員への要求は時に厳しいが、絶えず細やかな
                配慮も怠らない。
               人が苦しい時は、さりげなくその重い荷を
                軽減すべく、共に持とうとする優しさも併せ持つ。
               『厳しい中にも楽しい練習』がモットー(らしい)。



     以下、いろいろな演奏家からのコメントです。(原文のまま)


               ☆何事にも好奇心旺盛で、気になることは納得いくまで
               とことん極め尽くす。何より、音への執念は並々
               ならぬものがある。どんなに速いスピードで駆け
               抜けていこうが、どんな多重に音が重なっていようが
               気になる音は逃さない。
               彼女の手にかかれば、ごまかしなどは通用しない。
               まさに、音の創造の魔術師である。
               (Violinist 関東在住)


               ☆音楽の上においても人生においても、彼女は不可能を
               可能にできるパワーを持っています。あらゆる面で
               前進、向上できる方法をいつも一生懸命に、貪欲に
               考えることができ、また着実にそれを実現できる人だと思います。
               自己が求める音楽を演奏するために、あらゆる努力を惜しまない。
               従って、合唱団や生徒さんの指導においても、ヴァイオリニストや
               ピアニストたちへのアドヴァイスも妥協を許さず相手が理解できるまで
               たとえ時間がかかっても骨身を惜しまずつきあう。
               音楽に対する情熱は、いつも並々ならぬもので
               指揮者としてもふさわしい、強力なリーダーシップを持っています。
               また彼女は長年社会福祉活動で貢献してきたように
               音楽以外でも苦しんでいる人、弱い立場の人への思いやりが深い。
               若い頃、医学への道を志した時期もあったせいか
               知人の病気の苦しみを自分のことのように受け止め
               治療のための最も良い方法を共に探る努力をするなど
               とても優しい心を持った人です。
               その優しさ、思いやりが彼女の音楽の底流にあると思います。
               人並み外れて多忙な人生…並の人間の何倍も充実した
               人生を送っておられると思います。
               (Violinist 関西在住)


               ☆多くのプロから眞に必要とされる人だ。
               16分音符が凄まじいスピードで、1ページも連続する所で
               音と音の間が短か過ぎる箇所を指摘して
               パッセージの不揃いを見事に直してしまう驚くべき聴く力!
               それぞれの演奏家の個性を生かしながら、さらに
               磨き上げていく指導法がありがたい。
               ペダリングアイデアも豊富!
               出た音の最後の最後まで、常に追いかけて聴いていて
               リハーサル会場に彼女が現れると、瞬時に
               会場の空気がピリッと引き締まる。
               そのアドバイスは《魔法の金の粉》と呼ばれ
               フレンドリーな人柄とともに、多くの人たちからの
               信頼を集めている。
               (Pianist 九州在住)


                ☆人を引き付ける統率力のある人。人の痛みがわかる温かい人。
               すみずみまで心配りの出来る人。反面厳しい人。
               耳が良い。細部まで、音(声)を聴き分けられる。
               特に音程には厳しい。
               責任感が大変強く、最後ギリギリまであきらめずに努力する。
               音楽のみならず、スポーツ・絵・写真など
               色々なことに興味旺盛であり、又、器用に出来る人である。
               話が面白く、楽しいので、リハーサルは和気あいあい。
               (声楽家 Soprano 関西在住)


               ☆愛にあふれた先生です(´∀`)
               いつも指摘される点があまりに的確で、細かい聴き
               のがすようなパッセージでも、ごまかしは通用しません!!
               そして本人よりも、癖や問題点を把握しておられます。
               先生自身は中途半端なことができなくて、すべての
               こと(主に人のため)に全力投球してしまう方だと思います。
               人が大好きなんです。音楽が大好きなんです。
               厳しくて優しくてちょっとお茶目で、どんな人にも
               愛される先生です。
               (Violinist 関西在住)


ピアニスト  辻 真理
               高校時代から類まれなる才能は、群を抜いて光っていた。
               将来はきっと立派なピアニストとして大成するだろうと
               周りの期待はたいへん高かった。
               実際、難関の東京藝大に軽々と入り、そして卒業してきた。
               アンサンブルの勘もいいし、音もきれいだし
               一緒に活動するのが楽しい。
               ソリストとしても、ファンも増え、活躍の場を広げている。
 
ピアニスト  生熊 茜
               大阪府立夕陽丘高等学校音楽科、東京藝術大学音楽学部器楽科専攻卒業。 
               現在、京都市立芸術大学大学院音楽研究科修士課程に在学。
               第61回全日本学生音楽コンクール ピアノ部門 中学校の部   全国大会第1位 
               第63回全日本学生音楽コンクール ピアノ部門 高等学校の部 全国大会第1位
               アロハ国際ピアノコンクール ヤングアーティスト部門 第1位   
               2014年度 日本音楽コンクール ピアノ部門 セミファイナリスト
               

ヴォーカルメンバー


才木  由美子 

大阪音楽大学 声楽専攻卒業 専攻科修了

               ボリュームあるソプラノで、紗羅のパワーを支えている。
               明るい美しい声の持ち主だ。
               「ここ、シャープよ」と後輩にアドヴァイスするのが、とても優しい。
               ≪笑顔いっぱいの熟年コーラス≫の指導者でもある。
        



後山  直子 

東京音楽大学 声楽専攻卒業

               第7回長江杯国際コンクール優秀賞受賞。
               何でも初見で歌える能力を持ち
               叙情的にしっとりと歌いあげる。
               控えめだが、事務能力なども凄いものを持っている。
               優しい、明るい声で司会も担当している。   


西埜  美沙 

京都市立芸術大学音楽学部 声楽科卒業

               東京国際声楽コンクール入選。
               紗羅一番の若さを誇るメンバー。
               若々しい、伸びのある声だ。
               歌う表情は、愛らしい。
               きっと紗羅で揉まれて、表現力を増して力をつけることだろう。        

太田  奈々 

国立音楽大学大学院 声楽科修了

               美しい清らかな声の持ち主。
               遠方より1時間以上かかって来団し
               たくさんの楽譜と格闘しながら、熱心に参加している。
               複数のアマチュア合唱団のヴォイストレーナーも務める。  
               二期会準会員。        

 
 


鈴木  美香 

同志社女子大学音楽学科 声楽専攻卒業

               さわやかな清楚な声の持ち主。
               歌う表情も素晴らしい。
               オリジナルミュージカル“十二支ものがたり”で
               使用している「龍」の、6mにも及ぶ胴体の千枚以上の
               うろこは、後半は一人で縫いつけ完成させた。
               紗羅には、音楽以外でも優れ者が多い。

安藤  秀子 

武蔵野音楽大学 声楽専攻卒業

               いつも、素晴らしい朗読を披露する!
               その無二の表現力は、演奏の大きな力となって
               シリアスなプログラムの、演奏力を支える。
               アマチュア合唱団のヴォイストレーナーも務めている。


小嶋  美智子 

相愛大学音楽学部 ピアノ専攻卒業

               メンバー1人1人に気を配り、皆をまとめている。
               なるほど!と、メンバーが頷けるような意見を言う人だ。
               味のある声を持っており
               アルトの重要なメンバーの一員である。


沖野  幸子 

大阪音楽大学 声楽専攻卒業

               不要な意見は一切言わず
               いつも周りをとてもよく見ている。
               いざという時、パワフルな行動力でもって、紗羅を助ける。
               専門の歌を始め、何事も地道に努力を続ける人だ。



井口  由美 

武庫川女子大学音楽学部 ピアノ専攻卒業

               共に踏む本番の数も増えてきたメンバー。
               いつも楽しそうによく笑う人で
               紗羅の雰囲気を明るくしてくれている。
                      




事務局長 濱田  節子 

相愛大学音楽学部 声楽専攻卒業

               前身の“エコー沙羅”時代から、紗羅の灯を守り続けてきた大ベテラン。
               ヴォーカルメンバーの中心として20年近く歌いあげた。
               今は、事務局長として、大きな力となっている。

≪事務局連絡先≫
電話  072−626−1590    Fax 072−626−1592







inserted by FC2 system